HOME > ニュース > 非常用発電機負荷試験用DPF「モコキューブCTBE3」のテストを行いました。

ニュース

2019.02.06

非常用発電機負荷試験用DPF「モコキューブCTBE3」のテストを行いました。

. 消防法で非常用発電機の30%負荷試験が義務付けられていますが、実施率は芳しくないようです。その理由の一つに非常用発電機の負荷試験時に発生する黒煙に対して、地域住民から出る苦情や消防署に通報する煩わしさが挙げられています。

. この度お客様のご要望で持ち運び可能な可搬式黒煙除去装置(DPF)を開発し、非常用発電機の30%負荷試験に立ち会う機会がありました。発電機が屋上にある場合は、階段を使って人力で運ばなければならないケースも多く、出来るだけDPFを軽量にする必要があります。コモテックはボックス型の可搬式DPF「モコビーCTB」を開発し、建設機械の黒煙対策として多くの建設現場にレンタルをしています。そこで1個約20Kgの「モコビーCTB1」を一個ずつ運び、現場で3個組み合わせて「モコキューブCTBE3」に組み立てる方式を採用しました。非常用発電機は30年経過した170kVAの年代物、始動と同時に黒煙と白煙が発生しましたが、モコキューブを通すと黒煙はもちろん、白煙も臭いも減少し、負荷試験用に有望であることを確認することができました。今後さらに改良を加え、軽量化を図り、販売を開始する予定です。

サイレンサーに接続したダクト

.

モコキューブCTBE3