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2017.07.20

JICAの「中小企業海外展開支援事業~普及・実証事業~」にコモテックの提案が採択されました。

国際協力機構(JICA)の「中小企業海外展開支援事業~普及・実証事業~」において、コモテックが提案した「ウランバートル市のディーゼル路線バスのDPFによる黒煙低減計画に関する普及・実証事業」が6月16日に採択されました。

ウランバートル市の大気汚染は酷く、その中でもウランバートル市を走行する路線バスから排出されるPMの寄与率が大きいことが指摘されています。コモテックは、2015年10月~2016年9月から1年間に渡り、JICAの中小企業海外展開支援事業~案件化調査~「ウランバートル市のディーゼル路線バスのDPFによる黒煙低減計画に関する案件化調査」を実施しました。DPFの導入によってPMの低減が可能かどうかを実証するため、2台の路線バスにDPF「モコビー」を搭載し、実車走行テストおよび排出ガス測定を行いました。その結果、「モコビー」の実用性、耐久信頼性及びPM低減に十分効果があることを確認することができ、ウランバートル市の路線バスによる大気汚染低減に、「モコビー」が非常に効果的であることを立証することができました。

この度採択された「普及・実証事業」(2017年10月~2019年9月)では、数十台のウランバートル市の路線バスに「モコビー」を搭載し、ウランバートル市の大気汚染削減のためのバスへのDPF搭載普及に向けた実証事業を実施する予定です。